海老名市議”同性愛は異常”酒によって差別発言！クリス松村は涙。

市議が差別的発言。Twitter上で

神奈川県海老名市の市議会員が、ツイッター上で同性愛の人たちを差別する発言をしていたことがわかりました。議員は「酒によってふざけて書いた」と話しているようです。

書き込みをしたのは市議会議員の鶴指眞澄議員で、ツイッターに「マスコミに報道された人物は優越感が出る。一例が同性愛だ。生物の根底を変える異常動物だ」などと、非常に差別的な発言をしていました。ツイッター上では同氏に対する批判が相次ぎ、炎上。

29日には事態を重く見たのかツイッターの書き込みを削除し、取材にはこう答えたようです。

「お酒を飲んでおり、軽はずみにふざけ半分で書いてしまった。大変ご迷惑をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」

尚、議員辞職はしない考えとのことです。 人としてのモラルが問われますね。

クリス松村さん”涙が出た”

この一連の騒動について、自身が””ゲイ””であることを公言しているクリス松村さんは、悔し涙を流したことをブログで告白しました。

ニュース直後、更新したブログでは「書きながら涙がにじんでいます。実に哀しい。この品性下劣な発言が、日本の表現の自由として、許されるのは恐ろしいことです。」と受けたショックの大きさを伝えました。

その後の謝罪発言に関しても「こんな不真面目な解答があるでしょうか？」と怒りを露わにしています。

同性愛に関しては非常にデリケートな問題で、公人が酔った勢いで迂闊にツイートすることではありませんね。以前に比べ、ＳＮＳの発達により失言が多くなっている気がします。逆に言えばＳＮＳのおかげで、市民の代表としての器が知れたのかもしれません。

Ｊリーグでも差別的な発言が

11月28日には、Ｊリーグのガンバ大阪でプレーするパトリック選手に対して「黒人死ねよ」と人種差別的なツイートがあったばかり。

これに対してはタレントのＪＯＹさんが「最低すぎる」と憤りを示しましたが、ここ2日間で2度も差別的な問題が取り上げられる、なんとも悲しい事態になってしまいました。

パトリック選手の一件では、パトリック選手への同情や、擁護の声が相次ぎ、30日にはツイートした高校生がクラブに謝罪しています。パトリック選手も反省と謝罪を受け入れたということで、ひとまずは沈静化されそうですが、性差別の問題に関しては特定の相手に向けられたものではないだけに落としどころが難しそうですね。

特に近年ヘイトスピーチなど差別に関する問題が多く取りざたされており、非常にデリケートな部分です。

なんにせよ一部のそういった偏見を持つ人のせいで、日本全体が差別国家と思われたくありませんね。